【街の文化人を訪ねて】 第2回 民謡民舞連合会 舞踊指導者 坂東 力喜和(今井 ゆわ)さん

①今回の取材記事

<生い立ち>

  • 昭和6年松伏村上赤岩で誕生。
  • 母親の後を継いで和裁・洋裁・舞踊・着付を習得し現在に至る。
  • 松伏町制30周年の折り、松伏町より表彰を受ける。

<活動>

☆舞踊  個人レッスン(水・木・土曜日) 自宅
     団体レッスン(火曜日) 赤岩農村センター
     全体で20名ほどの方々がお稽古しています。いつでも入会可能です。

☆和裁  金曜日 赤岩農村センター

☆サロン(お茶飲み会)  水曜日 赤岩農村センター

<心がけていること>

 食事、睡眠、運動(ご近所さん体操を続けている)をきっちりとること。 若い頃、和裁・洋裁の仕事が多くなり不規則な生活を送り身体を壊し入院。それからは無理をしないようにしている。

 いつお会いしても身だしなみをきちっとしていらっしゃる坂東先生です。女性なら誰しも見習いたい事ではないでしょうか。

【インタビューと記事 文化協会副会長 佐々木記】

  

②過去の「ふうしゃ」掲載記事    

 民謡民舞連合会 力喜和会を、過去文化協会機関紙「ふうしゃ」にて取材した記事がありますので転載します。
 ※内容は当時のものになります。

〇平成24年3月1日発行 「ふうしゃ第22号」 井戸端の声 より

Q:力喜和会の発足はいつですか?
A:昭和四十七年四月です。

Q:会員は何名ですか、また平均は幾つですか?
A:小学校低学年生二人を含めて、20名です。平均年齢は65才位かなぁ。

Q:民舞を始めた動機は?
A:先輩方に推められて。
A:いきいき体操をやっている仲間に民舞もやりませんかと、誘われて。

Q:ひと月何回位稽古をされますか?
A:個人の場合は月四回、団体の場合は月二回火曜に行っています。

Q:皆さんが民舞をやっていて、良かったと感じる時はどんな時ですか。
A:稽古の休憩時間に、持ち寄ったお菓子等を食べながら楽しくおしゃべりをする時。
A:介護施設に、ボランティアで踊りに行った時、又来てくださいね、と喜ばれた時。

Q:難しい所はどんな所ですか?
A:お祝いの踊りや立ったり座ったりする踊りです。

Q:稽古以外に踊ることはありますか?
A:文化協会の町民文化祭、民謡民舞の発表会、各地の介護施設に訪問の時です。

Q:踊りの流派は何流ですか?
A:坂東流です。

Q:最後に先生から一言お願いします。
A:若い人達と踊っていると良い「気」を沢山もらって元気になり、みんなと一緒に踊る時が一番楽しいので、これからも踊りを続けて行きたい。

〇平成12年6月9日発行 「ふうしゃ第8号」  サークル紹介  より

 松伏町民謡民舞連合会の民舞の力喜和会を紹介致します。
 会の指導者は坂東力喜和先生です。

 松伏町民謡民舞連合会発足より二十九年になります。
 先生が教室を始めた頃は少人数でしたが、今は先生の家の稽古場で日・月曜日を除き週五日間毎日指導をして居ります。

 又町の老人大学舞踊会の教師として忙しくしています。本当に大変です。その合間に和裁も教えている様です。

 教室で踊りを習っている人の話では、踊りは女性心の支えです。
色々な悩みを忘れて踊りに打ち込む姿を見ると本当に女性の美しさを感じます。

 そして何時迄も若さを保って元気に皆さんと踊りを習って大会や発表に向けて張切って稽古をしています。
 三地区大会、松伏町発表会、又文化祭に出場します。