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【街の文化人を訪ねて】 第1回 手工芸連合代表 屋代幸子さん

文化協会手工芸連合代表 屋代幸子さんは、令和2年9月高齢者叙勲『瑞宝単光章』を受章されました。おめでとうございます。

文化人としてだけでなく、長年の社会福祉の推進に貢献されたものです。

<略歴>

  • 東京浅草生まれ
  • 疎開先静岡県磐田市で、高校まで過ごす
  • 東京でNTTに勤務
  • 結婚後松伏(当時は松伏村)に住居を構える
  • 子育てしながら手工芸を習い始める
  • サークルを立ち上げ、第1回から文化祭に参加
  • 民生委員児童委員を30年務める
  • 女性初めての民生委員・児童委員会長となり10年間務める
  • 現在、松伏町文化協会手工芸連合代表

  

<手工芸>

30代後半から、高齢になっても続けられる趣味として木目込み人形作りを習い、教授資格を取得して、町内の老人福祉センター事業の手工芸の講師を務める。

昭和45年より、真多呂人形(木目込み人形の正統伝承者)の北関東支部長を務め、3年ごとに銀座で展覧会を開いてきた。

平成14年には、社会福祉協議会がふれあいセンターかがやきに「かがやきサロン」を立ち上げる際、屋代さんが尽力し、サロン活動の主体となるボランティアグループのリーダーとして活躍した。

現在、屋代さんを中心として、月2回の活動を行っている。立ち上げ当初より行っている福祉施設への手作り品の寄付や町の出前講座なども依頼されています。

手工芸をベースとしながらも、その枠にとどまることなく、自身の培った経験を生かして地域活動でリーダーシップを発揮している。

<最近の作品>

<今後の抱負など>

出来るものは、継続していきたいと考えています。一概に高齢者といっても、一回り以上年齢が離れている方もいらっしゃるので、コミュニケーションをとってお互いが支え合って、住み慣れた地域で、みんなが暮らしていけるようにしていきたいです。

<心がけてきたこと>

どんなに忙しい時も切り替えが必要、夜の9時までは公の時間、後の2時間は私(趣味)として過ごしてきたという屋代さんの言葉には説得力があります。

<松伏の感想>

松伏に来て、ここは人間関係が穏やかで、最近は交通も便利になり住みやすい所です。

【インタビューと記事 文化協会会長 三瓶記】