「民謡・三味線」人生56年の歩み
〇略歴
- 松伏町出身
- 昭和40年頃 石井てる珠師、柴田隆章師に弟子入りし、民謡、三味線指導を受ける
- 昭和42年頃 早坂光枝師にも民謡、三味線指導を受ける
- 昭和47年 松伏町民謡民舞連合会設立に貢献され、以後連合大会実行委員長
及び連合会長を永年にわたり務め、現在に至る - 昭和47年 日本郷土民謡協会 柴田隆章師より名取 旭章 取得
- 昭和54年 日本郷土民謡協会より公認教師を授与される
- 昭和57年 三地区民謡民舞連合会(三郷市、吉川市、松伏町)の設立に貢献さ
れ大会実行委員長や大会会長を永年にわたり務める - 昭和57年 日本郷土民謡協会 総師範 取得
- 平成5年 日本郷土民謡協会 公認教授となる
- 平成6年 日本郷土民謡協会 名誉教授となる
- 平成23年 一般財団法人日本郷土民謡協会より功労賞を授与される
- 平成23年 一般財団法人日本郷土民謡協会柴田隆章連合会長就任 現在に至る
〇活動状況
昭和45年に地元自治会の関場集会所にて関場民謡会を発足。
当時は40名以上の会員で週1回稽古をして、松伏町民謡民舞連合会を設立し、連合大会を小学校の体育館を借りて行ってきた。平成元年度に町の施設エローラが建築された以降は毎年連合大会を行い、今年で51年を迎えた。
又、昭和57年に、三地区連合大会(三郷市、吉川市、松伏町)の第1回大会を千葉県流山市文化会館を借りて行った。以降は各市町に建築された施設で会場を持ち回りで実施しております。
現在の稽古場所は松伏会館に変更して行っております。
各大会において、個人コンクールや合唱コンクールなどで好成績を収め、特に、日本郷土民謡協会第10回春季大会(日大講堂)合唱の部で準優勝致しました。
又、松伏町健康大学の講師として、民謡の部で指導したり、なのはなの里にて慰問活動も行っております。
〇今後の活動
会員の皆様の為に民謡民舞は日本文化の伝統でもあり、若い人たちに継承して参りたいと思いますが、最近は、多趣味等により民謡人口が減少している中、民謡民舞が消えないように、三地区民謡民舞連合会も同様に続けて参りたいと思います。
〇稽古日
毎週 火曜日 民謡 午後7時~9時
木曜日 三味線 同上
場所 松伏会館
連絡先 048-991-6839
指導者 吉田旭章
貴重なお時間をいただきました事にお礼を申し上げ、吉田旭章連合会長のご健勝と今後のご活躍を祈念します。
【インタビューと記事 文化協会役員 山﨑記】
〇過去の記事
平成14年11月1日発行「ふうしゃ第13号」 リレー訪問うちのお師匠さん より
私達のサークルは、民謡クラブの旭章会です。昭和四十五年から松伏出身の吉田旭章先生にご指導戴き今年三十二年を迎えます。
発足当時は、四十名以上の会員で、週一回、近くの集会所をお借りしての稽古を重ねて参りました。当時の民謡大会には、小学校の体育館をお借りして出場。
又、東京武道館で行われる全国大会にも数回にわたり出場して好成績を収めました。三郷・吉川・松伏と三地区大会も毎年行っております。会場は回り番です。
松伏では、エローラの会場をお借りしております。私達のお稽古は、松伏会館をお借りしております。
旭章先生は、昭和57年に日本郷土民謡協会公認教師を授与され、さらに、平成五年には名誉教授となられ現在に至っております。
また先生は、松伏町健康大学の講師として民謡部で活躍され、生徒さんが百人近くおります。月に一回の活動ですから大勢の方が楽しみにしております。
私達が多くの大会で好成績を収めることができたのも、先生の暖かいご指導の賜物と深く感謝しております。
先生は、風邪を引かれた時や、多少具合が悪いくらいでは、決して休んだりすることのないほど熱心です。
私たちがこんなに長く民謡を唄い続けてこられたのは、そんな先生のいつもの一言_「声を出すことは健康に一番良い、お腹から大きな声を出すことだ」があるからです。私たちも、健康を維持しながら民謡を続けていきたいと思います。