俳句・合唱・書道・菊作り・野菜作りなど、幅広い分野に造詣の深い戸辺喜美江先生に、今後の活動などお話を伺いました。
〇俳句への思い
松伏俳句会は昭和40年後半から町の有志で会を結成して、月一回の句会で勉強し合いました。
赤岩公民館の俳句講座を依頼されて俳句会(会報まつかぜ)を発行しました。後に松伏俳句会と合併し、現在に至っております。しかし、会員の高齢化などもあり、2020年3月/終刊記念号を以って休会となりました。
野田市の句会「雑草」同人としての活動は続けており、2022年3月に同人誌最新号が刊行されました。
2000年に戸辺喜美江句集「色~地球の詠唱~1(読み:しき~ほしのうた~1)」出版、2007年には第二集となる「色~地球の詠唱~2(読み:しき~ほしのうた~2)」を出版。今後、集大成として第三集を出版したいと思っています。
〇合唱への思い
音楽の町・松伏を目指した1989年に「はつらつ合唱団」が結成され、以来月2回の合唱指導をしております。
2018年4月には、エローラホールにて30周年記念演奏会を開催。
楽しい企画盛り沢山、大盛況でした。毎年、埼玉筑波病院での歌の訪問も、皆さん心待ちにされているようでした。
〇書道への思い
自宅での書道教室は、子供から大人まで多くの人が通い、特に子供たちの書き初めには力を注いでおりました。自分自身は、今後共もう少し深く極めたいと思っています。
〇菊作り・畑作りに集う
菊作りでは、役場、エローラ、緑の丘公園などで展示を行い、優秀賞も何度か頂きました。
現在は会員も少なくなり新たな入会者もなく、昨年解散となりました。それでも春になると気の合った仲間たちとの畑作りは、今からとても楽しみです。
〇これから目指したい思い
・趣味の集大成を目指そうと思っています。
・今まで同様、いつまでも皆さんと仲良く楽しく生きて行きたい。
・誠実に生き、いつも広い目で物事を観て行こうと思います。
・自分も皆さんも“いいなあ”と思うことを沢山して行きたい。
・自宅二階に天文台を作って、心ゆくまで星座を見たいですね。
・皆さんとご一緒に、町の文化活動を盛り上げて行きたいです。
〇インタビュー後記
「さくらさくら八十路軽々超えていく」
八十路を軽々超える・・・と読まれたご自身の句のままに、ピースボートで世界を巡り、多くの人と出会い、分け隔てなく広い心を持って人との繋がりを大切にされて来られた戸辺先生。
これからも、さらに挑戦し続けることを楽しんでおられるお姿を見せて頂きました。
貴重なお話の中にもさりげなく歌を交えるなど、楽しいひとときをありがとうございました。
【インタビューと記事 文化協会役員 西野記】